Black Canopy Films

TVS-872XTは、ハイレベルなフィルム制作に対応するスピードと柔軟性を提供します。

「TVS-872XTは、当社独自の制作ワークフローにおいて確かに重要なリソースです。ハイレベルな長編映画を、文字通り撮影しながらカットできるスピードと柔軟性をもたらしてくれたのです。」

- Black Canopy Films

背景

Black Canopy Filmsは、最初の劇映画「ARCTIC」の制作に先駆けて、2016年にRyan MorrisonとJoe Pennaによって設立されました。それ以前は、MysteryGuitarMan Inc.として活動していましたが、彼らの映画キャリアの基礎となったのは、主にYouTubeチャンネルでした。このMysteryGuitarManチャンネルでは、画期的なコンテンツを制作し、4億回以上の再生回数を記録しました。Black Canopy Filmsは、その後、映画やテレビに目を向け、最新の長編映画「Stowaway」を2021年に全世界で公開する予定です。
課題

Black Canopy Filmsには、エディタ、アシスタントエディタ、デジタルイメージングテクニシャン（DIT）の3人のスタッフがおり、通常はシャトルドライブに映像を保存していました。NASにインポートする前に、サウンドルームから編集室まで、データの入った装置を運ぶ必要がありました。このような非効率性を回避するために、Black Canopy Filmsは、映像を素早く保存・編集するための容量、接続性、使いやすさを備えた新しいNASが必要となりました。また、スタッフ間のワークフローを効率化するためには、高速アクセスが必須です。

ソリューション

TVS-872XT が選ばれ、サウンドステージの隣にある編集室に設置されました。2 つの Thunderbolt 3 ポートを備えたエディタは、録画映像への高速アクセスを実現し、 10GbE ポートは DIT （サウンドステージにいる人）に NAS へのアクセスを提供します。

結果

TVS-872XTを使うことで、Black Canopy Filmsのスタッフ間のワークフロー全体がより効率的になりました。DITが直接NASにデータを転送することで、編集者は映像が入ってきたらすぐにログを取って同期し、構成することができ、さらに別の部屋にいるスタッフは、ネットワーク経由で同じフォルダに素早くアクセスし、自分のデスクで新しいカットを見ることができます。ワークフローを改善するだけでなく、柔軟なアクセス制御が可能な共有フォルダにより、ファイルの衝突や不慮の上書きを防止し、RAID構成により不意のドライブ故障からデータを保護するため、TVS-872XTはそのハードワークを無駄にすることはないでしょう。最も重要なこととして、QNAP TVS-872XTは、時間とお金の両方の面で、シャトルドライブに比べて大幅にコスト効率の高いソリューションであるということです。